「孤立した子育てを無くす」
「子育てに優しい世の中に」
「頼れる社会をつくる」


一般社団法人niko'co

見出し

子育てマークとは?

※画像の子育てマークキーホルダーは、出来上がりサンプルイメージです
実際のサイズは、直径約5.5〜6.0cm程度のサイズになる予定です

キーホルダーやステッカーを、鞄やスマートフォンなどにつけることで、
子連れ外出中に言葉に出せなくても、
「今ちょっと助けて欲しい」「今ちょっと助けられる」思いを可視化し、
意思表示ができるマークです。

色分けすることで、「助けを求める側」「助けたい側」が分かり、
双方のコミュニケーションが取りやすいようになっています。

子育て中、助けてもらいたい人がいる、そして助けたい人がいる。ですが、
「助けを求める側」と「助けたい側」が、言葉に出さなくても意思疎通が取れたり、
コミュニケーションを取れる方法が現状ありません。
これは、私自身の子育て経験と、皆様の声から生まれました。

 

なお、子どもを連れて帰省した時や、旅先など、
お住まいの地域以外でも共通認識で利用してもらえるようにするため、
子育てマークを全国に広げていく必要があります。

プロジェクトを立ち上げた背景

私は、「孤立した子育てを無くす」という活動理念のもと、
主に未就園児のお子様をもつ親御様向けの子育て支援事業をしております。
一般社団法人niko'co(ニココ) 代表理事の田村まいです。
そして、小学3年生(8歳)・年少(3歳)の、超がつくほどのパワフル男児2人を子育て中の、現役ママです。

 

1人目はコロナ前の出産、2人目はコロナ禍真っ只中での出産でした。

そんな1人目と2人目の出産で、子育て環境の変化を目の当たりにしたのは、
コロナ禍が巻き起こした、人付き合いの希薄化、孤立した子育て環境です。

 

それは今もまだ続いていると、私は実感しています。
子育て支援センターなどに遊びに行っても、ママやパパは子どもと遊んで帰るだけ。
支援センターに行っても、居合わせたママにさえ話しかけづらい雰囲気があります。
ママ同士が会話している光景も、以前に比べあまり見られなくなりました。

1人目は、支援センターに行けば、誰かに会えて、誰かと話せて、それが子育てのリフレッシュになっていました。

 

ランチルームに行けば、「隣良いですか?」から始まった、ママ友付き合い。
今は、他の親子と同じテーブルで食べる機会が減り、ランチルームが閉鎖されたままの施設もあります。

「あ、私。今日も子ども以外、誰とも喋ってない・・・。」

 

駅に着くとエレベーターもエスカレーターも無く、階段しかありませんでした。
まだヨタヨタと歩く2歳の我が子の手を繋ぎながら、
荷物がたくさん乗ったベビーカーを持ち上げて階段を上り下りしないといけない。

「今、誰か、ちょっと助けて欲しい・・・。」

 

外出先で当時2歳の我が子が、買い物中、床に寝転がって泣いてぐずり出しました。
何とか泣き止ませようとしますが、泣き止んでくれません。
時間が経つにつれて私の心はどんどん疲弊していき、「泣きたいのはママなのに!」そう子どもに言いました・・・。通り過ぎる人たちの視線が心に突き刺さり、「我が子を泣き止ませられない私は、母親失格だ。」
自分を責め始めました。

「自分が生んだのだから、誰かに助けて欲しいなんて言えるわけがない・・・。」

 

颯爽と階段を上っていく人たちを見送り、ホームに立ちどまる私たち親子。
何とも言えない空虚感でした。でも、逆の立場も理解できる。

「助けたいけど、声をかけたらかえって迷惑がられるかもしれない。
そもそも子どもやベビーカーを触られるのが嫌かもしれない。」

私たちは、声を上げづらい、そして声をかけづらい、助けづらい、そんな環境で子育てをしています。

 

身近に頼れる人がいない中での子育て。さらにコロナ禍が巻き起こした子育て環境の変化。
そんな私自身が感じた孤立した子育て経験と、皆様の声からプロジェクトが生まれました。

この【#子育てマーク プロジェクト】は、社会課題を解決し、誰もが支え合える社会を実現していくとともに、SDGsに向けて取り組んで参ります(詳細は以下記載)。

SNSに寄せられた
みなさまからの声をご紹介(一部)

  • 本当にそれ。大共感の思い。この子育てマーク広げて行きたいなって心から思う。私も助けてって思ったこともあるし「困ってないかな声かけたら迷惑かな?」って思ったこともある。今でもある。助けて欲しい時、助けたい時の思いを可視化してくれるなんて、そんな素敵なことはない!!」(Mさん)
  • 「子育てマークが共感でしかない!子育ての助けて欲しい!助けたい!両者の想いを可視化するマーク、私は両方つけたい。」(Mさん)
  • 「めっちゃ良い!最高じゃない?子育てママなら、この有り難さわかるのでは?私は1歳と3歳、2歳と4歳が最強に大変だったから、この子育てマークが当たり前になって欲しい。優しい世界に近づいてる。」(Oさん)
  • 「カフェに行った際に、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さんが1人でお茶してたけど、赤ちゃんが泣き出して、お母さんがテラス席へと急いで移動して行く、という場面に遭遇しました。

    おトイレとか行く間赤ちゃん見てようか? 膝掛けとかいる? 何か店内に行きたい用事はない?かけたい言葉はたくさんありましたが、私も勇気がなくて声をかけられませんでした。子育てマークがあれば!とまさに思った瞬間でした!この活動が全国に広がって、お手伝いしたい意思が可視化されて、声をかけやすくなる世の中になるのを願ってます」(Tさん)

  • 「応援したい思い、見つけました」(Yさん)
  • 「これ、めちゃくちゃ良くないですか?」(Iさん)

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アンケートにお寄せいただいた体験談

小見出し

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声に出して
助けを求めることができない

  • スーパーで子どもが一緒にいてくれなくて、全然買い物ができません。行きたい売り場にさえ辿り着けなくて、誰か私の代わりに持って来て貰えないかと思うことがあります。

    でも、そんなこと誰にも言えないです。いつも、体も心も疲れ果てて家に帰ります。買い物に行くのが憂鬱です。

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子連れで外出していると
周りが異常に気になる

  • 誰かに迷惑をかけていないか、邪魔者扱いされているんじゃないか、もしかしたら誰かから冷たい言葉をかけられてしまうかも、そんな不安を抱えながら、いつも外出しています。

    もっと安心して子連れ外出が出来るようになったら嬉しいです。

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なんの資格も無い私が
声をかけたらいけないのでは

  • 自分の子育てを終え、出先で子連れのママを見かけると、自分が大変だった時のことを思い出します。

    「あのママ大変そう。何か力になれることないかしら。」と思うのですが、保育士資格も無い、子育て経験があるだけの私が声をかけても…と躊躇してしまいます。

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コロナ禍をきっかけに
声をかけづらい

  • 駅のホームで、小さな子どもを連れ、ベビーカーとたくさんの荷物を持ったお母さんがいました。

    何か私に出来る事があればと声をかけたかったのですが、こんなご時世なので、逆に迷惑がられるのではと、何も出来ませんでした。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
《調査概要》

子育てマークアンケート・調査対象:全国20〜50代の女性・男性
・実施期間:2025年6月15日〜10月27日実施
・調査主体:niko’co 代表 田村麻生
・調査方法:googleフォーム

※後の意識調査でも詳しくご紹介します


子連れ外出における意識調査①

※ピジョン株式会社様の調査結果から引用

質問.赤ちゃんとのお出かけの際に、大変だったことや不便だと思ったこと等、苦労したことはありましたか。

⇨育児中のお出かけ時においては、85.4%のママ・パパが不便さを感じています。
質問.赤ちゃんとのお出かけの際に、大変だったことや不便だと思ったこと等、苦労したことを教えてください。

⇨「荷物が多い(46.3%)」という物理・身体的な苦労が最も多く、「飲食店や公共の場で赤ちゃんがじっとできない(41.4%)」や「飲食店や公共の場で赤ちゃんがぐずる・泣き止まない(39.9%)」などの公共の場で周囲の目を気にしていることがわかりました。その他、「ベビーカーで電車やバスなどの公共交通機関に乗りづらい(24.9%)」も約5人に1人が苦労を感じていました。


質問.赤ちゃんとのお出かけの際に、周囲の人から配慮や手助けがあって、良かった・うれしかったと感じたことはありましたか。

⇨お出かけ時に64.4%のママ・パパが周囲からのサポートで嬉しかった経験があると回答しました。しかし一方で、「よくあった」と回答した人は16.2%に留まり、周囲からの配慮や協力が限定的であることもわかりました。


質問.育児について、地域や社会で更なる理解が必要だと思いますか。

⇨88.4%のママ・パパが育児について地域や社会で更なる理解が必要と回答し、そのうち「必要だと思う」が、51.0%で全体の半数を超えていることも明らかになりました。


質問.赤ちゃんが生まれる前と後で、赤ちゃんのいる生活についてイメージにギャップがありましたか。

⇨赤ちゃんが生まれる前後で育児に対するイメージにギャップがあったと回答したママ・パパが61.0%に上ることから、ママ・パパ自身も赤ちゃんが生まれる前は育児をイメージしきれていなかったと感じており、社会全体で育児に対する理解を深めていく必要性も示唆されました。


《参考文献》 ピジョン株式会社「育児の苦労と周囲の理解の重要性に関する意識調査」
https://www.pigeon.co.jp/news/files/pdf/20240821.pdf

・調査対象:20〜49歳で乳児(0〜3歳)の子育てに携わっている全国の女性500名、男性500名、合計1,000名

・実施期間:2024年6月26日〜29日実施
・調査主体:ピジョン株式会社
・調査方法:webアンケート形式 

子連れ外出における意識調査②

※「育児119」代表 石黒和希(通称:かずまる)氏のご協力により、アンケートを実施しました 
質問(上).子連れで外出中、誰かに手伝って欲しい、もしくは助けて欲しいと思った経験はありますか?

質問(下).その助けて欲しい・手伝って欲しい時に、言葉に出して助けを求めることはできましたか?または今後出来そうですか?

⇨子連れで外出中に、誰かに手伝って欲しいと思った経験がある人が94%にも上りました。しかしその一方で、実際に言葉に出して助けを求めることが出来た・出来そうという人は7%と、ごく限られた結果となりました。(93%もの人が、言葉に出して助けを求めることが出来なかった・出来なさそうという結果に)。



質問(上).外出時、困っていそうな子連れ家族を手伝いたい、もしくは助けたいと思った経験はありますか? 

質問(下).その助けたいと思った時、困っていそうな方に、声をかけることはできましたか?または今後出来そうですか?

⇨困っていそうな子連れ家族を手伝いたい・助けたいと思った経験がある人が98%にも上りましたが、一方で、声をかけることが出来た人・出来そうな人は、その約半数の50%しかいない結果となりました。


《調査概要》

子育てマークアンケート・調査対象:Instagram @kazu_maru5 フォロワー(全国20〜40代の女性・男性)
・実施期間:2025年6月28~29日実施
・調査主体:石黒和希(通称:かずまる)氏 @kazu_maru5
・調査方法:Instagram アンケート機能


子育て社会の現状と課題

「子育ては母親がするもの」という風潮が未だ残っており、それに加えて
「社会から取り残されている」とネガティブに抱えてしまう保護者もいます。

保護者が「子連れで外出することに物理的・心理的負担が大きい」
「子どもを連れていることで誰かに迷惑をかけるのではないかという不安」など、
保護者の不安や負担が多いにも関わらず、
当事者は「助けを求めたくても声に出しては言えない」ことが、
アンケートの結果からも読み取ることができました。

その一方で、「小さい子どもを連れて大変そうな保護者を見かけて助けたいと
思ったけど、お節介になるかと思い、声をかけて良いのか悩み助けられなかった」
「何かマークとかバッジなどがあれば声をかけやすい」という声が、
アンケート以外に、SNSなどでも見かけます。

 

こういった「助けを求める側」と「助けたい側」が、
声に出さなくても意思疎通が取れたり、コミュニケーションを取れる方法が、
現状ありません。

このような社会課題を、「#子育てマーク プロジェクト」で解決して行きたい
と考えております。

《参考文献》公益財団法人 児童育成協会

「子育て中の親の外出等に関するアンケート調査【結果サマリー】」
https://www.kodomono-shiro.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/04/research2019.pdf

・調査対象:①妊娠中もしくは出産後3年未満の子どもを持つ全国18〜49歳の女性(妊娠中で子どもがいなくてもよい)1,000名 
②上記①の条件に当てはまる女性の配偶者・パートナー全国18〜49歳の男性600名
・実施期間:2019年12月19日〜24日実施
・調査方法:web調査


子育てマークのデザイン

KoSoDaTeを、大文字と小文字で大人と子ども、全てを包み込む手を表現。

子育てをする方が「今助けて欲しいです!」と挙手できる手、
子育てをしている方にスッと差し伸べられる手。

差し伸べられた手に助けられた経験のある方が、今度は差し伸べる側にまわった手、
助けられた経験のある子どもが、また気軽に挙手できる手へ。

そうやって温かい気持ちや社会が循環していってほしいという願いも込めて
円を描くようにクルクルと繋がっていくイメージも心がけました。

ハッキリとした文字やデザインで、老若男女問わず、
わかりやすいマークにという事も意識しました。

(担当デザイナーより)

 

カラーに関しては、老若男女どなたでも利用しやすいカラーとしました。

※子育てマークは特許庁へ申請し、登録商標第6911577号です。

子育てマークの使い方(一例)

①駅のホームなど、ベビーカーや荷物が多い時

※イメージ画像

ベビーカーを押しながら、自分と子どもの荷物、買い物した物があると、階段を大人1人で昇ることが大変なだけでなく、危険が伴います。

そんな時、エレベーターの場所を教えてくれる方がいたり、買い物した荷物や(子どもを乗せていない)ベビーカーを一緒に持ってくれる方がいると、とても救われます。

子育てしていると「全て、親の自分がやらなきゃ」と思いがちですが、親切な言葉をかけてくれる方がいるだけで「1人じゃない」と励まされ、ポツンと孤独だった心が温かくなります

②フードコート・飲食店や、電車・新幹線での席選び

※イメージ画像

子連れでの外出時、できるだけ周りの人に迷惑をかけないようにと、どこの席に座るかまずそこから悩みます。そんな時、子育てマークを鞄やスマートフォンなどにつけている人を見かけたら、安心してその方の近くに座れます。

もし子どもがぐずったり泣いてしまっても、嫌な顔をされたり、冷たい言葉をかけられる心配が減るからです。

お互いに声を出せなくても、声を掛け合わなくても。
【子育てマーク】があれば、外出先で、自分と子どもの安心できる居場所を見つけることもできます。

また、助けたい思いをそっと優しく、子育て家族に届けることができます。

子育てマークから期待できること


子育てマークに対する意識調査結果

※「育児119」代表 石黒和希(通称:かずまる)氏のご協力により、アンケートを実施しました
質問(上).子連れ外出中に助けて欲しいと思う瞬間がある方は、子育てマークがあったら、使ってみたいと思いますか?(キーホルダーやステッカー)

質問(下).外出中に子連れ家族を助けたいと思う瞬間がある方は、子育てマークがあったら使ってみたいと思いますか?(キーホルダーやステッカー)

⇨「使ってみたい」と答えた方は、助けて欲しいと思う瞬間がある方は50%、助けたいと思う瞬間がある方は64%と、どちらも半数を超える結果となりました。

また、「どちらとも言えない」と答えた方も合わせると、助けて欲しいと思う瞬間がある人においては95%、助けたいと思う瞬間がある人においても97%と、子育てマークの必要性を感じる結果となりました。

※助けて欲しいと思う瞬間はあるが「使いたくない」と回答した方は5%、助けたいと思う瞬間があるが「使いたくない」と答えた方は3%

《調査概要》子育てマークアンケート

・調査対象:Instagram @kazu_maru5 フォロワー(全国20〜40代の女性・男性)
・実施期間:2025年6月28~29日実施
・調査主体:石黒和希(通称:かずまる)氏 @kazu_maru5
・調査方法:Instagram アンケート機能


子育てマーク研修制度導入について

子育てマークに対する意識調査の中で、防犯上のリスクを懸念される声も少なからずありました。そのため、子育てマークの安全かつ安心な活用を推進するため、助けたい側の方向けに、研修制度の導入について検討しております。

この研修では、子育てを取り巻く現状や、マークを正しく理解・活用するための基礎知識に加え、助けて欲しい・助けたい方の双方が安心して使用できるような基本的な対応から実践等について学ぶことができ、助けたい時にすぐに提示ができる修了証のようなものを受講者に付与する制度です。

子育てマークの意義を守りながら、利用される方の安心安全と信頼を高めていくために、研修制度は今後の重要な取り組みの一つと考えております。

プロジェクトビジョン

6つのビジョンを掲げ、プロジェクトを進めています。

子育てマークは、決して子育て中の親御様のためだけに作った物ではありません。
「困っている親子を見かけたら手を差し伸べたい」
「少しでも子育てしやすい優しい社会にしたい」
そんな思いを持つ方も、身につけていただけるマークです。
例えば、子育てを終えた方、学生さん、地域の方々など、老若男女、
立場を問わずどなたでもつけられます。

これらのビジョンは、いずれもSDGsと密接に関わっているため、
以下の【子育てマークはSDGsに取り組みます】をご参照ください。

子育てマークは SDGsに取り組みます

・子育て中の人が孤立せず、外出先などでも支援を受けやすくなることで、子ども連れのストレス軽減や安心感が得られ、精神的・身体的な健康の維持に繋がります。

・子育てマークがあることで、喫煙者が近くでの喫煙を控えたり、禁煙エリアでのマナーが高まるなど、健康を守る意識の促進に繋がります。

・子育てマークは、子どもがいますという静かなメッセージとして、健康とマナーのある社会をつくる小さなきっかけになります。やがてそれが、大きな変化に繋がっていくと信じています。

・親が安心して笑顔でいられることで、子どもも安心し、心が安定します。周囲のサポートが、親の心のゆとりを生み、家族全体の関係が良くなります。子どもがいずれ大人になった時に、家族形成や出産に対し、前向きに考えられる心を育てます。

・誰かの役に立つ経験は、自己肯定感や生きがいに直結し、心の健康・ウェルビーイングの向上に繋がります。特に、高齢者や引退後の世代にとって、社会参加の機会促進にも繋がります。

・「思いやり」や「共感力」「協働」の価値を、子どもの頃から体験として学ぶことができ、学びの根幹となります。

・子どもの頃から、社会的・情緒的スキルを身につけることで、持続可能な社会を築く土台となります。

・育児を「大変なこと」だけでなく「豊かな体験」として、大人も子どもも社会で支え合えることで、いずれ大人になった時に、女性も男性も前向きにライフプランを描けるようになります。

・育児の負担を「母親だけのもの」とせず、父親や地域社会も含めた支援を促進します。

・父親が子育てマークをつけることで、男性の育児参加を促進し、性別にとらわれない育児文化の形成に貢献します。

・子育てマークを活用した子育て支援を通じて、無償・ボランティア活動だけでなく、地域雇用やスモールビジネスの創出にも繋がる可能性があります。

・多様な形の「働きがい」や「社会貢献の場」を提供できます。

・支援が必要でも言葉に出せない家庭(ひとり親家庭、障がいのある子どもを育てている家庭など)も、子育てマークを使うことで、社会からの理解と配慮を得やすくなります。

・「助けを求める力」を可視化してサポートし、見えにくい困難を社会で包摂する文化を育てます。

・育児の不安や偏見、経済的・社会的な格差が緩和されることで、多様な家庭が前向きに育児に向かえる環境を支援します。

・専門資格の有無に関わらず、子育てマークが支援の意思を表現し、誰でも「助け合いの一員」になれることで、支援の輪が広がり、不平等が縮まります。

・高齢者や学生など、多様な人が関われる機会が増え、包摂的な社会づくりに寄与します。

・子育て世帯が安心して外出でき、地域で繋がれる環境づくりに貢献します。

・公共交通機関や施設での配慮促進によって、より包摂的で安心できる都市設計に貢献します。

・街中で誰もが子育てを支える見守り文化が根付き、安心して暮らせるコミュニティに繋がります。

・公共空間での喫煙に対する配慮が広がれば、誰もが安心して過ごせるまちづくりが進み、子育て家庭も安心して外出できる環境づくりに貢献します。

・行政・自治体、企業・団体、地域住民が、この子育てマークを通じて連携し、子育て支援の仕組みを共同でつくることで、持続可能な社会づくりに向けた協働の形が生まれます。

子育てマークを全国に広げたい、その想い

子育て中の方が、安心して外出でき、地域と関わっていくためには、どこに行ってもすぐにわかるサインやマークが必要です。そのサインやマークが、地域ごと、施設ごとに異なっていたら・・・

場所が変わるたびにマークやその意味を理解しなければなりませんし、マークを使用したい人の思いが見落とされてしまうかもしれません。

だからこそ、【子育てマーク】は、全国どこでも、誰でもすぐに理解できる共通のマークであることが大切です。

例えば、お出かけや旅行先、引越し先、上の子を連れて里帰りした先でも。どこに行っても共通の認識が必要です。それは、助けて欲しい側の人にとっても、助ける側の人にとっても、社会にとっても、大きな意味があります。

子育てマークを全国共通にすることで、地域を越えて、想いや優しさが自然に伝わる社会をつくりたい。それが私の想いです。

※画像の子育てマークキーホルダーは、出来上がりサンプルイメージです
実際のサイズは、直径約5.5〜6.0cm程度のサイズになる予定です

応援メッセージ

【#子育てマークプロジェクト パートナー企業】
株式会社なつのそら 育児119
代表取締役 石黒和希 さん

NPO法人若者メンタルサポート協会
理事長 小杉沙織 さん

Startup Garage ママさん起業家相談員
田畑由加子 さん

キッズアライズ 株式会社 工芸社
代表取締役 五島貴昭さん

『育児119』はパートナー企業です

育児119代表 石黒和希 氏(左)
『育児119』は、子育てマークプロジェクトの想いと同じく、「今助けてほしい、子育てに悩む親御様を救いたい」と、東京都八王子市を拠点に、首都圏を中心とした全国に向けて、24時間365日体制で【駆けつけ型 保育サービス】を展開する、家族支援団体です。

みなさまからのご質問

❶どこで子育てマークを手に入れられますか?
⇨子育てマーク発行につきましては、現在クラウドファンディングのリターンにてお受け取りが可能です。クラウドファンディング後の発行につきましては、詳細が決まり次第、改めてご報告させていただきます。

❷子育てマークキーホルダーを紛失した場合や、ステッカーが劣化した場合に、再発行はできますか?
⇨申し訳ございませんが、再発行には対応しておりません。何卒ご了承ください。

❸助けていただいた場合に、何かお礼をするべきでしょうか?
⇨子育てマークは、「助けたい」という皆様の想いのもとに成り立っております。そのため、御礼をお渡しする必要はございません。助けてくださった方も、御礼を強要するような行為は禁止とさせていただきます。

❹子育てマークのデザインを使って、ハンドメイドをしたり、それを販売しても良いですか?
⇨子育てマークは、特許庁に商標登録しております。皆様に気持ち良くお使いいただくためにも、マークの転用・改変及びそれらの販売、子育てマークの転売は、商標法に基づき禁止事項となります。あらかじめご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします。

❺子育てマークをつけることに、まだ躊躇してしまいます。
⇨ご不安な面もおありかと思います。使い方としては、普段はキーホルダーを鞄の内側に入れておき、助けて欲しい場面でのみ、鞄の外側に出して使用していただくことも可能です。

また、子育てマークは“子育て中の人だけ”のものではありません。「困っている親子を見かけたら手を差し伸べたい」「少しでも子育てしやすい優しい社会にしたい」そんな思いを持つ方も、身につけていただけるマークです。例えば、子育てを終えた方、学生さん、地域の方々など、老若男女、立場を問わずどなたでもつけられます。

子育てマークは、誰かを特別にするマークではなく、「おたがいさま」「助け合い」の気持ちを形にしたマークです。このマークをきっかけに、優しく温かな繋がりが社会に広がっていくことを願っています。

子育てマークで実現したい未来

【子育てマーク】は、単なるシンボルではなく、子ども・大人・社会の三者にとって、未来を育てる実践的なツールとなります。

見た目は小さくても、必要な支援を見える化し、思いと思いを繋ぎ、人と人との関係性を育み、社会全体の意識や行動に変化をもたらす、大きな力を持つ可能性があります。

誰かの「助けたい」が「助けて欲しい」誰かの苦しみを救う。
誰かの「助けて欲しい」が「助けたい」誰かの生きがいに繋がる。

より多くの親御様が安心して子どもを連れて外出できる環境を整える。
子どもたちにとっても親子で楽しい思い出ができ、さらに助け合う実体験を通して学び、未来へ進む力を育てる。
そして助けたいと思ってくださる方の思いを無駄にしない社会貢献の環境を整える。

誰もが支え合える社会を実現するため、今後は自治体や企業様、地域団体の皆様との連携を通じて、仕組みを作り上げていくとともに、社会課題の解決とSDGsが掲げる持続可能な社会の実現に向けて、引き続き取り組んで参ります。

皆様のご支援、何卒、どうぞよろしくお願い申し上げます。